コラム一覧 【保存版】フリーランスは年収いくらから確定申告する?確定申告をするべき人と基準 2/3

【保存版】フリーランスは年収いくらから確定申告する?確定申告をするべき人と基準 2/3

確定申告でも役立つ!フリーランスにも関係がある所得税

フリーランスにとって所得税は節税できるチャンスが最も大きい税金です。 ここではその所得税について詳しく見ていきます。

収入と所得は違う?

収入と所得は異なります。 収入は「売上金額」のことです。 ある店で1年間に500万円の売上があればその全てが収入になります。 一方、所得は収入から経費を差し引いた額です。

売上が500万円の店舗が広告費で年に100万円を使っていた場合 「500万円ー100万円=400万円」が所得

所得税の最高税率は45%!?

所得税は個人の所得に応じて国が徴収する税金です。所得税の特徴は累進課税(るいしんかぜい)にあります。これは「所得が多ければ多いほど、多くの税金を支払う」という仕組みです。

課税される所得金額

195万円以下(税率5%)

195万円~330万円(税率10%)

330万円~695万円(税率20%)

695万円~900万円(税率23%)

900万円~1800万円 (税率33%)

1800万円~4000万円(税率40%)

4000万円~(税率45%)

所得が195万円以下は5%、195万円以上330万円は10%という具合です。所得が4000万円を超える人はなんと45%の税率がかかります。

所得税の計算

所得税の計算は次の式で求めます。

「課税所得金額 = 収入 ー 必要経費 ー 各種控除」 「課税所得金額 × 所得税率 ‐ 控除額 = 年間所得税額」

この式からは必要経費と控除を多くすることで課税所得を減らすことができるということがわかります。経費については下で詳しく説明しています。

具体例として4人家族の例を見てみます。年収700万円のAさん、パート勤めの妻、長男(21)長女(16)です。 以下の図のようになります。

特定扶養控除 :19~22歳の子供一人あたり

一般扶養控除 :16歳以上の子供など

配偶者控除  :年収103万円以下の配偶者がいると

基礎控除   :全ての人に

社会保険料控除:社会保険料を支払うと

給与所得控除 :勤務によるみなし経費

です。

確定申告には2種類ある!フリーランスが申告すべき白と青

確定申告には白色申告と青色申告の2種類があります。 白色は帳簿付けが簡単、青色は帳簿付けが難しくより節税が有利になるという特徴があります。 個人で開業して申請をしなければ白色申告の扱いになります。青色申告をするためには税務署に申請書を提出しておく必要があります。

以下で詳しくそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

白色申告のメリット・デメリット

メリット

●事前申請の必要なし

●帳簿付けが簡単

●提出書類が簡単になる

デメリット

●青色申告に適用される特典なし

青色申告のメリット・デメリット

メリット

●青色申告の特典

①青色申告特別控除

②赤字が繰り越せる

③家族への給与を経費にできる

デメリット

●事前申請の必要あり

●帳簿付けが面倒

●提出書類が多くなる

メリットとして最も重要なのは「青色申告特別控除」です。簡単に言うと、納める税金が少なくなります。また、青色申告には「今年の赤字を3年間繰り越すことができる」というメリットがあります。赤字になってしまった年の損失を全額繰り越すことができるので翌年以降の節税が可能になります。

更に「生計が同じ家族にも給料を払うことができる」というメリットもあります。

白色申告の場合、同居の家族に対する給与を経費にすることは認められていません。青色申告では家族への給与を経費にすることができるので、節税に繋がります。

実際にどのくらい違うの?

ここでは所得が400万円の時、青色申告と白色申告で納税額がどのくらい異なるのか見てみました。

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