【人材会社が解説】フリーランスエンジニアがスキルを上げる上で大切なこと
2021.07.16
エンジニアのキャリアパスとしてフリーランスを選択する人が増えています。その一方で、
独立したものの仕事が全然取れない
なかなか自分のスキルがあがらなくて不安
と、フリーランスになったものの今後どうすればいいか分からないという人も少なくありません。フリーランス白書2020によると、実際に多くのエンジニアが「スキルが上がっているか不安」「スキルアップに時間を費やせない」などの不安を抱えています。
参考:フリーランス白書2020
しかし、営業力が必要だと思いこみ、スキル不足の状態でやみくもに仕事を取りにいっても失敗することになります。では、スキルを上げるためにはどうすればいいのでしょうか。今回の記事では、
成功しているエンジニアの特徴
スキルを磨く時間を確保することの重要性
スキルを磨くために必要なこと
についてご紹介します。
この記事を読めば、フリーランスエンジニアがスキルを上げるうえで大切にしていることがわかります。
成功しているフリーランスエンジニアに営業力が不必要な理由
フリーランスで成功している人のイメージとして下記があるかと思います。
ひとつだけでなく複数の案件をもらっている
毎月高収入を得ている
フルフレックス、リモート、時短勤務など自分の理想の働き方ができている
こんな生活が理想だが自分には営業力がないから難しい無理だ……と思う人がいるかもしれません。
実は、フリーランスエンジニアとして成功するために営業力は必ずしも必要ではありません。成功しているフリーランスエンジニアは共通してクライアントから技術面のスキルを評価されています。
評価されるエンジニアは常に新しい技術に興味を持ち、今使っている言語以外にも独自で学習するなど、非常に意欲的です。その結果複数の言語を使って業務可能範囲を広げ、単価アップへと繋げていきます。
また、自分の強みとする言語を用いて高い実装スキルを持つエンジニアも評価されます。
そのため、スキルがあるエンジニアであれば、営業をしなくても依頼される案件がたくさんあります。また、技術スキルが高いエンジニアは希少なのでクライアントから重宝され、長期的な継続案件に繋がり、仕事に困らないというサイクルができます。
フリーランスエンジニアはスキルを磨く時間の確保が不可欠
エンジニアの本業である開発を完遂する精度を上げるためには、スキルアップの時間を確保できるかが重要です。
エンジニアがフリーランスとして活躍するための必要なスキルとして下記が挙げられます。
ITスキルのレベル(設計力、開発力、スピードなど)
コミュニケーション能力(マネジメント能力含む)
成果
コミュニケーションスキル
高報酬エンジニアになる上で、「高いレベルでの実務経験」と「実務により生まれた成果」が必要となります。
フロントエンドエンジニアはフロント部分を担当するため、プログラミングの他にもデザインスキルが求められることがあります。一方で、サーバーサイドエンジニアはデータベースやサーバー運用のスキルなども必要です。
このように専門分野によって求められるスキルが異なってくるので、必要な知識は多岐に渡り、その中でも、特にどのような知識が必要になるのか、エンジニアのなかではよくどの言語を学んでおくべきかという話題が挙がります。
実際にフリーランスの案件数でみてみると、
Java
PHP
JavaScript
が上位を占めています。
それ以外にも近年アプリ開発や機械学習に使われるPythonの需要の高まりや、VR業界やゲーム制作に使われるUnityの案件も今後は増えると予想されています。
しかし、「IT人材白書2020」のスキルアップに関する調査結果によると、フリーランスエンジニアの40%近くが「忙しくて勉強する時間が作れない」ことへの不満を抱えています。
参考:フリーランス白書2020
なぜならフリーランスは会社員と異なり、本業以外にも営業活動や経営能力が必要となるからです。
フリーランスエンジニアは本業以外にも下記の業務内容が想定されます。
営業活動
WebやSNSを使った情報発信
見積もりや経理業務
1日の時間は限られているので、開発業務と営業活動、事務処理作業もするとなるとなかなかスキルアップにまで注力できません。
その結果、本業以外の別の作業に使う時間が多くなってしまい、本業やスキルアップに時間を割くことができなくなってしまいます。
成功しているフリーランスエンジニアがスキルを磨くためにしていること
引用:フリーランス白書2020
フリーランスの66%は自己投資していて、「書籍」「講座」「仕事の受け方」を工夫して時間を作っています。しかし、営業に時間をかけすぎてしまうと自己投資の時間がまったく取れなくなります。そんなとき、営業代行に外注するのも1つの手段です。
成功しているフリーランスエンジニアはスキルを磨くために、自分の専門分野でない作業や苦手な業務は他の人に委託している傾向があります。
営業や経理などを外部リソースに任せることで、エンジニア本来の業務に専念できるようになります。その結果、専門性を高めるためのスキルアップに多く時間を使うことが可能です。
フリーランスになったばかりだと、全部自分ひとりでやらなければ…と切羽詰まってしまうケースもあるかと思いますが、成功しているフリーランスエンジニアは自身のキャリア設計を描くにあたり、取捨選択の判断を適切に行なっています。
成功しているフリーランスエンジニアの方がしている取捨選択の一例でいうと、最近ではエージェントを用いて代行を依頼しているケースがあります。
一見コストが余分にかかっているように感じますが、本業の収入を上げれば外部にアウトソーシングした費用以上に稼ぐことが可能です。外部に依頼することは、外注費用が多少かかったとしても長期的に見たときにメリットが多い方法となります。
営業を代行してもらい、本業に専念できる環境づくりが大切
フリーランスエンジニアにとって本業や本業に関わるスキルアップの時間を作ることはとても重要です。
エンジニアの方は営業活動に苦手意識を持つ人が多く、自身の専門分野ではないためうまくいかないと悩むケースが頻発しております。
そこでおすすめしたいのが営業代行を使うこと。フリエンではフリーランスエンジニアが行う営業部分を専任のコンサルタントが代行します。
フリーランス白書のデータを見ると、フリーランスの受注経路のうちエージェントを活用しているのが15%ほどしかいません。
参考:フリーランス白書2020
このように、フリーランスの受注経路のうちエージェントを活用しているのが15%ほどしかいないというデータはあるものの、営業に苦手意識を持っている、もしくは無駄に営業活動を頑張ってしまう方が多く見られます。
本来ならばエージェントを活用した方が得策です。営業活動を代行することにより、今までかけていた時間を他の業務に充てることが可能になります。
たとえば、アン・コンサルティング株式会社が運営している「フリエン」のサービスを使ってみるのはいかがでしょうか。フリーランスエンジニアの仕事が分業制になることで作業効率が上がり、スキルを磨く時間が増えるため、フリエンを利用したエンジニアの8割は収入がアップした実績があります。
まとめ
これまで解説したように、フリーランスエンジニアが成功していくためには
必ずしも営業力が必要なわけではない。
営業よりもスキルを磨くために時間を確保することが重要
本業以外の部分は外部に任せる
などが重要になってきます。
自身のスキルを増やしていくためにまず自分は営業が得意か苦手なのかを見極めて、その上で苦手な営業活動は代行を検討してみる、というようにフリエンを活用してみてください。
※新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、フリエンを運営するアン・コンサルティング株式会社では、WEB(Google meet、ZOOMなど)ならびにお電話によるご面談(カウンセリング)をご案内差し上げております。