お役立ち情報 コラム 【まとめ】フリーランスエンジニアが直面する不安のほとんどは事前に解決できる

【まとめ】フリーランスエンジニアが直面する不安のほとんどは事前に解決できる

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フリーランスエンジニアになろうと思っても、会社員とは大きく環境が変わるため不安なことが多いのではないでしょうか。フリーランスとして自分の力で生計を立てていくからこそ、多くの不安はつきものですが、事前に解決方法を知っておくことで不安は解消することが可能です。

この記事では、フリーランスエンジニアが感じる不安と解決方法をエンジニア専任コンサルタントとして多くのエンジニアの方たちを見てきた視点で解説していきます。

1 フリーランスエンジニアが抱える不安とは

自分ですべての責任を持って対応していく必要があるフリーランスエンジニアという働き方を選んだことで、会社員の頃にはなかった多くの不安があるはずです。まずは、どういった不安があるのかをエンジニア専任コンサルタントをしてきた中でも多いものを挙げてみます。

 1、安定して仕事が取れるかの不安

 2、経理など専門外のバックオフィス業務の不安

 3、自分の実力が通用するかの不安

 4、将来に関する不安

 5、収入が不安定などの不安

それでは、順に見ていきましょう。

1.1 不安①:安定して仕事が取れるかの不安

「自分の繋がりで案件を獲得できたけど、契約終了したら次の案件はどうすれば良いの?」といった先の見えないことが不安として感じてしまうものです。さらに、自由な働き方をしていくためには在宅案件に絞ったり、一定の報酬以上しか受けないといったことも出てくるでしょう。すると、安定して仕事を確保していけるのだろうかと心配になります。

関連記事:在宅フリーランスエンジニアになるための必須条件とは?人材会社が詳しく解説

そして、中でも多いのは「営業が苦手だから、フリーランスでやっていくのは難しい」という不安です。こうした不安は外部サービスを上手く活用することで解決することが可能です。

1.2 不安②:バックオフィス業務の不安

フリーランスになると会社員の頃とは異なり、すべてが自分の責任で判断して進めていく必要が出てきます。中でも不安に挙がりやすいのが、帳簿をつけたことがなく分からないといった内容です。

ですが、最初からすべてを理解している人などいません。開発と同じように、その都度必要な情報を補完して乗り越えていけば良いのです。

1.3 不安③:実力が通用するかの不安

会社員の頃は様々なプロジェクトに関わることで、自分と周囲との実力値を比較しやすい環境、ですが、特に在宅で作業をされているようなフリーランスエンジニアの場合は周囲と比較しづらいこともあり、自分の実力がどのくらいなのか?と心配になるという声を耳にします。

不安①の項でも触れましたが、周囲との実力値比較が行いにくい中でも、外部サービスを活用することによって、自分の市場価値を知ることは可能です。そして、外部サービスを使うことで自分の実力に合った案件を紹介してもらうこともできるため上手く活用していくのがおすすめです。

1.4 不安④:将来に関する不安

フリーランスエンジニアの中には「将来は会社員に戻らないといけないのか?そうなったとしても戻れる保証がない・・・」と不安を抱いている人がいるかもしれません。ですが、会社員として1つの会社で数年程度やってきた人と、フリーランス(個人事業主)として自分で責任を負ってやってきた方とでは、責任感などを含めて信頼度という面で大きな差が出ることが多いのです。

もしあなたが会社員に戻る必要が出たとして、も日々のスキルアップを怠らなければ、十分に就職する道も選択できるということです。やっていけなかったらどうしようと考えるよりは、どちらの道も選択できると思って自身のスキルに磨きをかけておくとよいでしょう。

1.5 不安⑤:収入に関する不安

会社員時代に月給が30万円だったとします。フリーランスエンジニアになると正社員時代に得ていた給与額よりも高単価な案件もあるため、短期的な収入面での心配は少ないかもしれません。実際に、我々の提供させていただいているエージェントサービスである「フリエン」では、10年以上の運営実績を持っておりますが全体の80%ほどの方たちが収入アップを実現しています。

こういった外部サービスを使うことで、並行して複数の案件に参画していくか、週5日のフルタイム案件1本で参画していくのか、ご自身の指向性に合わせて案件を選ぶことも可能ですし、ご自身で営業活動をする心配もなく継続的な案件紹介が期待できるという面も利点として捉えていただくこともできるでしょう。

2 それぞれの不安を解決する方法

ここまでで、フリーランスエンジニアが抱える不安の代表的なものを順に解説しました。次に、それらの不安を解決する具体的な方法をまとめましたので、ぜひフリーランスエンジニアという働き方の選択をして良かったと思えるきっかけになれば幸いです。さっそく順に見ていきましょう。

2.1 解決策①:安定して仕事が取れるかの不安を解決するには

営業が苦手と感じていることで、契約終了になった後の案件確保に不安を感じている場合には、外部サービスを上手く活用することで解決することが可能です。自分に合った案件を見つける上でも活用すると良いでしょう。

クラウドサービスを活用する

まず検討したいのが、クラウドソーシングです。クラウドソーシングは、マネジメント系よりも作業系の案件が豊富なので最初の土台作りに最適です。さらに、オンライン上で仕事を自分で選び受託まで進める手軽さが魅力です。

詳しくは以下の記事で解説しています。

>>フリーランスへの第一歩はクラウドソーシングから始めよう

エージェントサービスを活用する

営業が苦手だとしても、エージェントサービスを活用することで自分の代わりに営業活動をしてもらえます。フリーランス(個人事業主)として、本業以外は外部へ任せる判断も必要となってきます。現在はエージェントサービスも数多く提供されていますので検討してみてください。

詳しくは以下の記事で解説しています。

>>フリーランスエンジニアは、「営業ができないと食べていけない」そう思っていませんか?

じつは、多くの収入を得て自由な働き方をしているエンジニアの方ほど根詰めた営業活動はをしていません。その理由は以下の記事で解説しています。

>>【人材会社が解説】稼げるフリーランスエンジニアは営業をしない?そのわけを解説

関連記事:【プロが解説】フリーランスエンジニアが安定して仕事を獲得できる方法とは?

関連記事:【人材会社が解説】案件獲得に繋がりやすいフリーランスエンジニアの特徴

他にも、未経験だった場合に仕事が獲得できるかの不安を感じている方もいるのではないでしょうか。実際のところはどうなのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>>【エージェントが解説】未経験からでもフリーランスエンジニアなれるのか?

2.2 解決策②:バックオフィス業務の不安を解決するには

バックオフィス業務に関しては、最近では会計ソフトのクラウドサービスが多く出ており、非常に安価で簡単に帳簿管理や確定申告ができるようになってきています。上手く活用して効率化を図りましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。

>>【ポイント解説】フリーランスエンジニアならではの確定申告とは

インボイス制度により、フリーランスにおける消費税の考え方が大きく見直されることになりました。。営業面の強化だけでなく、こういったバックオフィスの知識も身につけておくことで多くの利益を残すことに繋がります。詳しくは以下の記事で解説しています。

>>【専門家が解説】インボイス制度を知らないとフリーランスエンジニアはこれだけ損をする!

常に適切な判断が求められる個人事業主という立場においては、いかに誤った判断を失くすかということが重要です。そのためには、開発という本業以外にも経理、法務といったバックオフィス関連のことも基本的な知識は理解しておくことが大切です。

特に、契約書に関しては注意しなければいけないポイントを知っておくことで、一方的に不利な内容になっていないかを確認しておかなければトラブルの原因になりかねません。詳しくは以下の記事で解説しています。

>>フリーランスと業務委託は同じ?契約の種類と意味の違いをエンジニア専任コンサルタントが解説

2.3 解決策③:自分の実力が通用するかの不安を解決するには

まず、IT人材の需要が増えている背景があり各企業は人手不足になっているのが現状です。また、案件の難易度にも様々なものがあり、必ずしも高度なことを求められているわけではないということです。

高難易度の案件ばかりではない

企業が希望するシステム開発も、最先端の開発言語を使うこともあれば、長年使われている開発言語を使い続けるなど多岐に渡ります。そのため、何かしらのスキルを身につけていれば必ずあなたの実力に合った案件は存在します。また、保守を中心とした案件や幅広くオールマイティに監修してほしいといった案件など、難易度も大きく異なります。

エージェントなどの外部サービスも活用しながら、実力に合った案件がどのくらいあるか確認してみてください。

また、失敗から学ぶことも重要です。あなたがわざわざ失敗せずとも、先に失敗をして対策をしているエンジニアの方たちから学べば良いのです。陥りやすい失敗について、詳しくはこちらで解説しています。

>>【人材会社が解説】実務経験が1~3年くらいのフリーランスエンジニアが陥りやすいこと

スキルを磨き続ける

自分に合った案件を探すことも大切ですが、常にレベルアップを続けて報酬の高い案件を確保していくようにすることも大切です。少しでも効率的に学んでいきましょう。

詳しくは以下の記事で解説しています。

>>現役フリーランスに聞いた!稼ぐエンジニアが実践する効率的な学習方法

関連記事:【人材会社が解説】フリーランスエンジニアがスキルを上げる上で大切なこと

レベルアップをする場合にも、自分なりの方向性を考えて最短距離で進めていくことも大切です。言語選びについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>>フリーランスエンジニアはどの言語を学ぶのが良い?高単価につながりやすい言語と、それに伴うリスクを解説

関連記事:フリーランスエンジニアが食いっぱぐれない言語を見極める方法を人材会社が解説します

2.4 解決策④:将来に関する不安を解決するには

将来への不安があるのは、小手先のテクニックばかりを身につけてしまって「どんな状況でも対応できる」という本質的なことを知っていないからかもしれません。つまり、「今流行っている」「有名なエンジニアが使っている」といった話に影響され過ぎてしまい、言語習得が目的になってしまっている可能性があります。

依頼主の求めていることを知る

フリーランスエンジニアが言語習得をする本来の目的は、依頼主がシステム開発などを行いたいが何かしらの理由で叶わない開発関連の課題を、依頼主と共に解決してあげることです。

依頼主のオーダーに応えるために必要な開発以外のスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>>【人材会社が解説】フリーランスエンジニアで将来生き残るためには?

極端な話をすると、依頼主が「Python言語を活用してシステムを作ってほしい」と思っていて、自分がPythonを習得していないようなことがあっても「Python言語が得意なエンジニアに任せる」ことで依頼主の目的を達成することが可能です。

ディレクション側に回れるようになる

ここで重要な点は、「やらなくて良い」という他力本願ではなく、自分が複数のエンジニアを統括して監修を行いながら1人ではできない量の業務をこなすようになっていくことを目指すのが良いということです。

そのために必要なことは、各開発言語の仕組み(知識)を常にアップデートしていくことと、多くのプロジェクトへ参画して「各チームがどのように動き、どのくらいで仕上げられるのか」といった各工程のスケジュール感を身につけて全体を把握できるようにしていくことです。

プロジェクト経験を積むステップについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>>現役フリーランスエンジニアに聞いた!「市場価値を高めるプロジェクト経験」を身に付けるステップ

関連記事:【実は厳しい】フリーランスエンジニアの実態とは?

関連記事:フリーランスエンジニアの末路は闇なのか?エージェント側の視点で解説

また、依頼達成報酬ばかりでなく、社会保証や個人年金といった将来やイレギュラーな事態への備えも計画的に進めておくことが大切です。詳しくは以下の記事で解説しています。

フリーランスエンジニアが入れる社会保険とは?社会保険を事前に勉強しておこう

2.5 解決策⑤:収入が不安定な不安を解決するには

収入が不安定な原因は、案件が単発的で先が読めないことが影響しています。これを解決するには案件獲得ばかりに躍起になるのではなく、一度依頼を頂けた依頼主からどのようにしたら再度依頼を頂けるかを考えていくことが大切です。

依頼主から再度依頼を頂けるエンジニアは、多くの場合が信頼関係を重視しています。詳しくは以下の記事で解説しています。

>>稼げないエンジニアが陥りやすい悪循環を人材会社が解説

複数の案件を同時に対応してリスクを分散する

仕事の獲得に関する項でも触れましたが、クラウドソーシングやエージェントを活用することで、自分の時間を開発に充てながら案件を確保することができます。そして、複数の案件を同時に対応できるようにして、常にいずれかの案件が終了しても問題ない状況を作ることが大切になります。

さらに、会社員の頃より収入を上げやすいため、稼げる時に稼いで余力を作っておくことで余裕も生まれます。極端な話ですが、1年分を先に稼いでしまえばしばらくは仕事がなくても安心ですし、余裕を持って次の案件を探せるということです。

そして、会社員に戻る選択も可能なため、挑戦せずに後悔するよりは一度試してみる方が良いのではないでしょうか。会社員、派遣、フリーランスのように色々な働き方が一般的になってきましたが、それぞれの違いを知っておくと選びやすくなります。

会社員や派遣とフリーランスエンジニアの年収を始めとした各比較は、以下の記事で詳しく解説しています。

>>派遣エンジニア経験者がフリーランス転向に有利?正社員・派遣・フリーランスの特徴と年収を比較

キャッシュ不足に陥った場合に備える

収入が不安定なことで、一時的にキャッシュ不足に陥る可能性は常にあります。そのためにもファクタリングサービスを利用できるようにしておくことも良いでしょう。ファクタリングサービスの詳細やメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

フリーランスにとってファクタリングサービスは救いの神なのか

中でもエージェント会社が提供しているファクタリングサービスは、サポートの一貫として提供している場合が多く、条件が優遇されていることが多いためおすすめです。詳しくは以下の記事で解説しています。

【軌道に乗せる】フリーエンジニアはエージェント会社のファクタリングで資金繰り対策をしよう

ここに挙げた以外にも、「いつ独立すれば良いのか」と悩み、不安を感じてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。我々、人材会社の視点でエンジニアにとって適切な独立のタイミングについても以下の記事で詳しく解説しています。

>>フリーランスエンジニアになるにはタイミングが重要?人材会社が適切な独立タイミングを解説

関連記事:【人材会社が解説】フリーランスエンジニアで後悔しない方法

それでは最後に、我々が提供させていただいているエージェントサービスについてもご紹介させてください。

【PR】フリエン(エージェント)で自由な働き方を手に入れる

我々のエージェントサービス「フリエン」は、案件が単に掲載された求人サイトというだけではありません。依頼主との長年に渡る関係値や数多くのエンジニアの方たちとの接点によって培ってきた情報を基に、”あなたと相性の良い案件を見つけてくる”固定費の掛からない営業活動の代行サービスという特長があるエージェントサービスです。

このため、依頼主から頂いた案件をサイトへ掲載して終わり・・・というわけではないのです。中には、非公開案件として、相性の良いエンジニアの方へ直接依頼の打診をするようなものもあります。

つまり、あなたがたまたま訪れた時にサイトへ掲載されている案件は、以下の場合が多くなります。

1、更新が少なくて済むような、継続的に募集している開発頻度の多い企業の案件

2、更新して間もない、募集を開始したばかりの案件

ぜひ、一度や二度だけでなく、定期的にサイトをチェックするようにしてご希望の案件を探す習慣をつけてみてください。そして、本来の価値を分かってもらうためにも、サイトを見るだけではなく、我々エンジニア専任コンサルタントと面談をして繋がりを作っておいてください。

例えば、条件が特に良い案件は、すぐに希望者が集まり掲載を止めてしまいます。また、日々案件の更新が行われるため、一度や二度見て回ったからといって定期的に見ていただくことが大切になります。


また、依頼主側の希望でサイト上に掲載できない案件は、直接エンジニアの方へ個別にご案内してしまうためです。

リモートワークでも、あなたに合った案件を代わりに見つけます。ぜひ一度「簡単20秒応募」から無料でご相談も検討してみてください。

※新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、フリエンを運営するアン・コンサルティング株式会社では、WEB(Google meet、ZOOMなど)ならびにお電話によるご面談(カウンセリング)をご案内差し上げております。

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