スキルシートの書き方とテンプレート
スキルシートとは
スキルシートとは特に技術職(エンジニア)向けの職務経歴書の事をさします。
現場の人事担当やプロジェクトマネージャーが面談時に目を通すため、あなたが持っているスキルやこれまでの経験をアピールするための重要な書類になります。
どんなに素晴らしい経験やスキルがあっても「スキルシートがわかりにくい」と、あなたの魅力が十分に伝わらず、希望する案件に参画できないといったことにも繋がりかねません。
ここではその大切な「スキルシート(職務経歴書)」の効果的な書き方について、ポイントをご紹介します。
☆スキルシートのテンプレートは下記よりダウンロード可能です。
書き方の基本
まずは、スキルシート(職務経歴書)を作成するときの基本ポイントをご紹介します。
期間・業務内容・スキルなどを明確に
「参画期間」「業務内容」「保有スキル(ツールやソフトウェア含む)」は「具体的に何ができるのか」をしっかり伝えられるよう意識して記載します。
また、企業との折衝や教育、リーダー経験(マネージメント経験)なども非常に有益な経験ですのでしっかり記載しましょう。
面談前からクライアントにあなたの人物像を掴んでもらい、人柄までしっかり伝えられるように意識することが大事です。
つまり「~の経験がある」「~の知識がある」「~ができる・使える」ということを明確化していきます。
言い切りで記載
スキルシート(職務経歴書)の経歴は、「です・ます調」ではなく「言い切り」で記載します。
「です・ます調」の例
期間 :YYYY年MM月~YYYY年MM月まで参画していました。
所属 :システム開発部
職務内容:Javaを使って社内システムを開発していました。
「言い切り」の例
期間 :YYYY年MM月~YYYY年MM月まで
所属 :システム開発部
職務内容:Javaを使った社内システム開発
プロジェクト詳細を記載
業界やサービスなど専門的な知識はアピールポイントになります。
可能な限り記載するようにしましょう。
定量的な表現で記載
目標達成率や成長率、開発したシステムによって得られた企業の実績など定量的な表現が可能な場合は必ず数字で記載しましょう。
西暦で記載
生年月日や期間などは西暦で記載します。
用紙サイズ
スキルシート(職務経歴書)を印刷する場合はA4で印刷します。
基本的には1枚目に名前などの個人情報と自己PRなど、2枚目以降で過去に取り組んだ業務内容(職務経歴)を記載します。
枚数に制限はありませんが、多ければ良いということでもありません。
枚数よりも、「あなたの魅力(経験やスキル、実績)がいかに伝わりやすいようにまとめられているか」が重要です。
また、エージェントはメールでスキルシートを送信することも多いため、一般的なビジネスソフトのファイル形式で作成することをおすすめします。
スキルシートを書いてみる
それでは、実際にテンプレートを元にスキルシートを書いてみましょう。
個人情報を記載
まずは、「氏名」「学歴」「勤務開始日」などの情報を記載します。
資格の書き方
資格名は略さず正式名称で記載します。簡易的な資格やプロジェクトと関係のない資格であっても、漏れなく記載しましょう。
自己PRの書き方
自己PR文は、「です・ます」口調で記載しても構いません。自己PR文は人事担当やPMなどの担当者にあなたの長所が伝わることを意識して記載しましょう。
業務内容の書き方
業種や詳細は箇条書きで記載しましょう。
どのようなプロジェクトで、何を担当をしていたのかなどを記載します。
プロジェクトを通しての実績や貢献度が分かるようであれば、そちらも記載しましょう。
開発環境の書き方
各プロジェクトで使用した、環境・言語・FW・DB・ツールは式名称で記入しましょう。
特に経験が分かる部分ですので、抜けなく記載しましょう。
開発規模(組織)の書き方
関わった開発の規模(組織の人数)を記載しましょう。
プロジェクトでの役割(PM・PL・SE・PGなど)も具体的に記載しましょう。
迷ったらご相談ください
スキルシート(職務経歴書)の書き方でお悩みのエンジニアはココナラテックにご応募のうえ、専任コンサルタントへご相談ください。
スキルシートの効果的な書き方はもちろん、面談時のアピールポイントまでしっかりサポートいたします。