お役立ち情報 コラム Pythonエンジニアは本当に儲かるのか?フリーランスでも高単価案件が多い理由

Pythonエンジニアは本当に儲かるのか?フリーランスでも高単価案件が多い理由

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近年、プログラミングの人気言語としてPythonが上位にランクインされるようになりました。Pythonは機械学習やデータ分析で活用され、案件のなかでも高単価のものが多いのが特徴です。

エンジニアや企業側にもとても人気が高いPythonですが、そもそもなぜPythonは人気なのでしょうか。今回の記事では、

 ● Pythonエンジニアの将来性

 ● Pythonの案件を受けるメリット

 ● Pythonの案件を獲得する方法

を紹介していきます。

この記事を読めば、Pythonエンジニアは高単価の収入を得られるのか、なぜ高単価の案件が多いのかがわかります。

Pythonを学ぶと何ができるの?

Pythonは特に機械学習やAI、ディープラーニングの分野で使われるプログラミング言語です。

従来のコンピュータではあらかじめ人間がアルゴリズムをプログラムしますが、機械学習やAIを利用すると多くのデータを学習・処理し、アルゴリズムを自動で構築することができます。けれども、機械学習やAIの開発には高度かつ複雑な処理が必要です。

そこで、利用されるのがPython。Pythonは文法がシンプルであり、実用的なライブラリが豊富な言語になります。その結果、従来の言語よりも容易かつ幅広い分野に活用することが可能です。

また、PythonはさまざまなWebサービスの開発にも利用されています。世界的に知名度がある写真共有型SNSのInstagramやオンライン動画プラットフォームのYouTubeもPythonを使用したサービスです。

このように、PythonはWebサービスのほかに、AI、機械学習などデータサイエンスの分野での相性がよいため需要が高い傾向があります。

Pythonエンジニアの将来性

結論から言うと、Pythonエンジニアは企業からのニーズが高まっているため、将来性の高い職種です。この章ではPythonエンジニアの企業からのニーズと、ニーズが高まっている理由について解説します。

Pythonエンジニアの企業からのニーズは世界的にも高い

近年、Pythonの案件割合は過去最大に伸びています。2017年に調査が始まって以降Javaの次に高い増加率です。

参考・画像:レバテックフリーランス「プログラミング言語別 案件ランキング | レバテックフリーランス版」

また、開発者向けのナレッジ共有サイトであるStack Overflowが行なった調査によるとPythonは最も急速に成長している言語とされ、3年連続で最も企業から求められている言語と述べられています。

Pythonは世界で注目されている言語であり、これから盛り上がりを見せるAI・機械学習分野に必須の言語のため、日本のみならず海外でも非常にニーズが高く将来性があります。

参考:Stack Overflow「Developer Survey Results 2019」

Pythonエンジニアのニーズが高まっている理由

上記でも述べたようにデータサイエンス分野の拡大や機械学習、AIへの利用によりPythonエンジニアのニーズは高まっています。

しかし、現在はまだ企業側のニーズに対してPythonを扱えるエンジニアの数は少ないというのが実態です。というのも、PythonはJavaやC言語と比較しても新しい言語であるため、まだまだ使いこなせるエンジニアが少ないためです。

そのため、Pythonを使いこなせるフリーランスエンジニアは希少価値があり、オファー年収を高く提示してでも企業が欲している人材です。こういった理由からすでにPythonを習得しているエンジニアや、これから学びたいエンジニアは、しっかりスキルと経験を積めば企業から重宝され、容易に単価交渉もできることでしょう。

フリーランスエンジニアがPython案件を受けるメリット

フリーランスエンジニアがPython案件を受けるメリットとして、高単価案件が多いことが挙げられます。

他の言語と比較してみましょう。フリーランススタートによると各言語の平均単価は、

 ● Javaエンジニア 63.1万円

 ● PHPエンジニア 65.7万円

 ● JavaScriptエンジニア 67.6万円

になります。

出典:フリーランススタートより月額単価を年ベースで算出

一方、Pythonエンジニアの平均単価は72.4万円と他言語と比較しても明確に単価の開きが生まれています。国内ではJavaやPHPと比べまだまだWebシステムの開発にPythonを取り入れている企業は少ないですが、徐々に案件数も増えているため今後利用する企業は増加するでしょう。

フリーランスPythonエンジニアの収入は?

Python案件の月額単価相場は60~80万円とされています。Pythonのフリーランス案件月額単価相場のグラフで確認するとPythonの最高月額単価が160万円、Pythonの最低月額単価が12万円です。

出典:フリーランススタート(Pythonのフリーランス求人・案件一覧)

また、Pythonのフリーランス求人・案件の想定年収は2021年3月で870.7万円、2021年8月は868.9万円とやや下降傾向ではありますが、年収の平均水準は他のエンジニア言語と比べて高い傾向にあります。

実務経験年数に応じた単価相場で見てみるとPython経験1年未満で35万円前後(年収420万円)、Python経験5年以上になると84万円前後になります。

Python案件の単価を決定する要因として

 ● 実務にてPythonを利用した経験

 ● 他のWeb系言語での開発経験

 ● AI・ビッグデータ解析・機械学習の知見や興味

があり、これらの条件を多く満たすほど高単価での受注が可能になります。

世界を代表する企業でも多く利用され、高単価を狙えるのもPythonを学ぶメリットです。

フリーランスエンジニアがPython案件を受けるには

フリーランスエンジニアがPython案件を獲得するにはエージェントや案件マッチングの活用がおすすめです。

近年、通常のPython案件だけではなくリモートワークの案件数も大幅に増えています。もちろん、紹介で案件を獲得する手段もありますが、フリーランスエンジニアの働き方に合った案件を見つけるためには、エージェントや案件マッチングを利用した方が圧倒的に母集団が多く、幅広い選択肢から案件を探すことが可能です。フリエンはPython案件が豊富で、自分の希望に沿った案件を受けることができます。

Python案件を獲得するためにフリエンを活用しよう

結論として、Pythonエンジニアは実務経験をこなしていけば多くの報酬を獲得することができます。また、これまで解説してきたようにPythonは

 ● 機械学習・AIに利用でき将来性がある

 ● 海外でも注目されている言語である

 ● 他の言語と比較して高単価の案件が多い

という特徴があります。

どのランキングでもエンジニアの人気言語として挙げられるPythonを早めに習得し、実務経験に活かせば自由な働き方を実現しながら年収1000万円以上になることも夢ではありません。

そのためにフリエンを活用してPython案件を獲得し、フリーランスエンジニアとして希少価値の高い人材を目指していきましょう。

>>フリエンに無料登録する

※新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、フリエンを運営するアン・コンサルティング株式会社では、WEB(Google meet、ZOOMなど)ならびにお電話によるご面談(カウンセリング)をご案内差し上げております。

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