2016.03.23インフラ

ネットワークエンジニアの実態と初心者から挑戦する方法

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 ネットワークエンジニアとは、ネットワークシステムの構築や保守・管理を行なう技術者のことを言います。システムを構築し、運用していくという点においては、システムエンジニアと大きく変わりませんが、対象物がネットワークに限られています。
 
今回は、ネットワークエンジニアの業務内容と、年収や労働環境などの実態、更にはネットワークエンジニアでより良い働き方をするためのポイントを解説していきます。
 

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【目次】
ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い
ネットワークエンジニアの平均年収は450万程度
ネットワークエンジニアの魅力
ネットワークエンジニアの大変なところ
ネットワークエンジニアに必要な資格とスキル
ネットワークエンジニアは初心者でもなれる
まとめ
 

ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い

冒頭で説明しましたが、ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違いは、対象がコンピューターネットワークを整備するためのシステムを開発したり、稼働しているネットワークを運用・管理しているかという事になります。
 
つまり、コンピュータを稼働させるシステムの開発などを行う人を、システムエンジニアと呼び、コンピュータ同士を繋げるシステムを作るエンジニアのことをネットワークエンジニアといいます。
 

ネットワークエンジニアは保守・管理が多い

ネットワークは1度構築したら新しく作り出すことはそこまで多くないため、ネットワークエンジニアの仕事は保守・管理が多くなっています。例えば、企業に出向きシステム制御室で問題が起きないかを監視します。
 
1日のうち、数回更新作業などを行ない、トラブルがあれば対処するような形です。基本的には激務ではないものの、少し更新が遅れたり、ミスを犯してしまうと、社内のネットワークが止まってしまい、大きな損失も与えかねない責任のある仕事です。
 

ネットワークを構築する仕事

もちろん、保守・管理だけではなく、新しくネットワークを構築する仕事もネットワークエンジニアにはあります。クライアントから要望を聞き、それに基づき設計書を作りネットワークを構築していきます。
 
ネットワーが開設しない限りクライアントも作業ができないため、必ず納期があり、こちらも非常に責任のある仕事です。
 

ネットワークエンジニアの平均年収はは450万程度

DODA平均年収.jpマイナビ転職などの複数のサイトを見てみると、ネットワークエンジニアの平均年収は450万円程度とされています。この金額は、他の職業と比較すると若干高い傾向にあります。
 
一方、年収の上がり幅は少なく、年齢が上がるに連れ他の職業と比較すると年収が低くなっていく傾向があります(参考:DODA)。これは、ネットワークの業界は、常に進化スピードが早く、加齢に応じてスキルが追いつけなくなっていることが考えられます。
 
ネットワークの知識を身に着けていき、現場で作業し続けるには体力も要します。確かに、ネットワークの事が好きなネットワークエンジニアにとって、現場での作業が一番ネットワークと触れ合う機会が多く、やりがいも多いでしょう。
 
しかし、将来的に年収を上げていくには、チームを管理するマネージメント能力や、どうすれば売上につながり利益を出せるかマーケティング、セールスなどの広い視野を持つ必要が出てくるでしょう。
 

ネットワークエンジニアの魅力

ネットワークエンジニアに特に以下の様なやりがいや利点があります。
 

案件を受注した時の喜び

クライアントにネットワークの構築を提案し、クライアントから案件を聚集した時の嬉しさもたまらないでしょう。ネットワークエンジニアとしてのスキルや経験も必要となります。
 

ネットワークが繋がった時の喜び

ネットワークを構築するネットワークエンジニアにとって、1から設計していったネットワークが繋がった時の喜びはとても大きいでしょう。
 

問題を解決した時の喜び

稼働中のネットワークは必ずどこかで問題が生じます。それに対応するのがネットワークエンジニアでの保守の仕事です。問題の原因を見つけ出し、解決方法を探すことや問題を解決します。「早くなんとかして下さい」と、クライアントからのプレッシャーは強いでしょうが解決した時にはとても感謝されます。
 

労働時間は長くない

ITエンジニアは比較的に労働時間が長いとされています。しかし、ネットワークエンジニアには長時間労働の傾向はそこまでありません。理由としては、上記で触れた保守・管理の業務が多く、トラブルが起きなければほとんど定時に帰れるような無理のない労働時間になっているからです。
 
一方、新規のネットワークを構築する際は、納期が設定されていますので、納期を守るために長く作業して労働時間が長くなってしまう傾向があります。
 

ネットワークエンジニアの大変なところ

一方、ネットワークエンジニアの大変なところもあります。言い換えれば、大変な事があるからこそそれを達成した時の達成感もやりがいになります。
 

ほとんどが現場作業

ネットワークエンジニアは、ネットワークを構築する際も、保守・管理行なう際も現場で作業することがほとんどです。現場作業では環境が整っていないこともあり、臨機応変に機転を効かせる発想も必要です。
 
また、クライアントがそばにいることも多いので、常にプレシャーを感じたり、逆に感謝されたり、人間関係の重要さを強く感じます。
 

責任重大な仕事

ネットワークが動かなかったり、止まってしまうと、クライアントに多大な迷惑をかけてしまいます。場合によっては莫大な金額の損害賠償問題にまでなりかねません。ネットワークエンジニアの仕事は、非常に重要な仕事です。
 
ケーブルを1本挿し間違えただけで、更新を忘れていただけで一大事になることもあります。1つ1つの作業がとても重要です。
 

常にチーム行動

基本的にネットワークエンジニアは単独で仕事はしません。つまり、同じチームの人との人間関係がとても大事になってきます。チーム内での人間関係が上手く行っていないと、苦痛に感じてしまうでしょう。
 
いくらこちらが気を使っていても全く通用しないクセのある人もいるでしょう。それは運としかいえませんが、コミュニケーションを意識することで、おおよその人間関係は改善されるでしょう。
 

急なトラブルに対応

ネットワークの異常はいつ起きるか分かりません。今日は早く帰ろうと思っていても、クライアントから「トラブルに対処してくれ」と依頼があれば断ることは難しいでしょう。裏を言い返せば、ネットワークエンジニアの力が必要とされているということです。
 

ネットワークエンジニアに必要な資格とスキル

それでは、ネットワークエンジニアにはどのような資格とスキルが必要となるでしょうか。上記の内容を加味して解説していきます。
 

シスコ技術者認定資格

シスコシステム社のネットワーク機材を利用している企業も多いので、シスコ技術者の認定資格はネットワークエンジニアにはとても大切な資格になります。各資格の詳細については「シスコラーニングネットワークジャパン」をご覧ください。
 

CCENT

ネットワークエンジニアになるための基本的な資格になります。ネットワークエンジニアに必要な最低限の知識を証明します。あるに越したことはありませんが、CCENTを持っているからといって強力なアピールポイントにはなりません。
 

CCNA

ネットワークエンジニアとして評価される基礎的な内容を証明することができる資格です。実際にネットワークエンジニアとして現場で働いたことない人が、以下の資格を独学で取得することは難易度が高いといえます。
 

CCNP

CCNAの上位資格となります、CCNPですがこちらは応用編となります。自ら進んで仕事をするにあたって必要な項目が試されます。CCNPの資格を持っていることで、自分1人で作業できる事の証明になります。
 

CCIE

ネットワークエンジニアの最上位の資格と言えます。国際的にも通用する資格のため、所持していると海外での活躍の場も増えるでしょう。
 

国家資格

日本国内の国家資格にも、ネットワークエンジニアとして必要な知識を証明することができる資格があります。全部で12種類ありますが、ここでは特にネットワークエンジニアの役に立つであろう代表的な資格をご紹介します。
 

基本情報技術者

ネットワークエンジニアに限らず、ITに関わる人の基礎的な内容となる基本情報技術者の資格です。厳密に言うと、資格としての能力はそこまで持ち合わせていませんが、ITに関する資格をまだお持ちでいない方は、ここから初めてみても良いでしょう。
 

応用情報技術者

基本情報技術者の上位版になるのが、応用情報技術者の資格です。技術や知識はもちろん、管理や経営まで幅広い項目を応用して身に付けることが出来ます。実際にITの現場で働いている人は挑戦してみても良いでしょう。
 

ネットワークスペシャリスト

応用情報技術者よりも上位に位置する最も難易度の高いレベル4の資格の一つですが、特にネットワークエンジニアに必要となってくるであろう資格にネットワークスペシャリストがあります。
 
受験資格は特に設けてありませんが、独学だけでは難易度も高いので、基本情報技術者→応用情報技術者と、順を追って挑戦することをおすすめします。
 

英語力

ネットワークエンジニアが必要とする、ネットワークに関する最新情報や資格取得に関して、翻訳されずに英文そのままの事も多いので、探求心がある方は、英語力を身に着けておきましょう。
 

コミュニケーション能力

ネットワークエンジニアは常にネットワーク相手に仕事をしているわけではありません。クライアントやチーム内の人が仕事に関与してきます。コミュニケーションがしっかり取れていることで、大きくなる問題も周囲の協力で解決することが出来ます。
 

向上心

ネットワークの世界は常に進化し続けます。その進化に自ら付いていく向上心がないとネットワークエンジニアの世界では置いて行かれてしまうでしょう。向上心もそうですし、もともとネットワークに対して興味と情熱を持っている人は上手く行きやすいでしょう。
 

ネットワークエンジニアは初心者でもなれる

このようにネットワークに関しての専門的な知識を必要とするネットワークエンジニアですが、初心者でも採用する企業は増えてきており、チャンスもあります。ネットワークエンジニアの最初の仕事としては、保守・運用がほとんどでしょう。以下の点を抑えて、初心者からでもネットワークエンジニアを目指してみましょう。
 

知識は必須

資格や経験は問われなくても、ネットワークに関する知識は必要となります。ネットワークエンジニアとしてのキャリアがスタートした後でも、常に勉強し続けることになります。ネットワークに興味があり、自ら知識を得ていく習慣を付けておきましょう。
 
まずは上記で説明した資格にまで挑戦しなくて良いものの、書籍を読んで基本的なことは理解しておきましょう。
 

初心者ならぜひ読んでおきたい本

マスタリングTCP/IP 入門編

TCP/IPの定番書とも言われる一冊です。
 

ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門

基本的なことから丁寧に解説されており、具体例も多く掲載されているとても分かりやすい技術書です。
 

CCNAまでの資格を取ってみる

マスタリングTCP/IPを理解し、余裕のある方は、シスコの資格を取ってみても良いでしょう。正直なところ、CCENTは初心者が所有しているからといって、評価には繋がりませんので、CCNAの資格に挑戦しましょう。エントリーはPEARSON VUEから出来ます。
 

実際に実機でネットワークを構築してみる

ネットワークの知識が一通り身についた方は、実際に実機を使い、ネットワークを構築して見る方法もあります。実機はオークションサイトなどで1台5,000円もしないので、練習用に購入されても良いでしょう。
 

まとめ

いかがでしょうか。ネットワークエンジニアは、今後も活躍の場が広がっていくとされています。ネットワークに興味がある方は、そのことをそのまま仕事にされてみてはいかがでしょうか。

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