2017.04.14技術

エクセルVBAとは|基本的な使用方法とおすすめ教材5選

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エクセル(Excel)VBAとは、マイクロソフトが開発したプログラミング言語の1つであるVBAを用いて、Excel内でさまざまな操作を実行するための機能です。複雑な操作を簡単に行えるようになるため、業務の効率化などに非常に役立ちます。
 
今回はこのエクセルVBAについての基礎的な知識や、使用するメリット、基本的な使用方法などを解説いたします。
 
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【目次】
エクセルVBAとは|基本知識や使用するメリット
VBAとは
Visual Basicとは
VBEとは
マクロとは
エクセルVBAとマクロの違い
エクセルVBAとアクセスVBAの違い
エクセルVBAの4つのメリット
エクセルVBAを用いてできること
基本的なエクセルVBA用語
エクセルVBAの基本的な使用方法
マクロの実行
VBEの設定
基本的な記述方法
おすすめの学習教材5選と資格
おすすめの学習教材5選
資格|VBAエキスパート
エクセルVBAを活用できる職種と案件・求人例
エクセルVBAを活用できる職種
エクセルVBAに関わる案件・求人例
まとめ
 

エクセルVBAとは|基本知識や使用するメリット


それでは始めにVBAやマクロについて解説し、理解してから今回の本題であるエクセル(Excel)VBAについて詳しくみていきましょう。
 

VBAとは

冒頭で述べたように、エクセルVBAとは、VBAというプログラミング言語をエクセルで用いる機能のことです。このVBAはVisual Basic for Applicationsの略語で、Visual Basic言語をマイクロソフト社のアプリケーションであるExcelやWordなどで使用するために開発されました
 
VBAを用いることでエクセルなどの操作を自動化できるため、エクセル作業を効率的に行うためには必須の機能となっています。また、このVBAを使用してエクセルの操作の自動化を行うこと、業務効率化のツールを開発することなどで用いる言語を通称『エクセルVBA』と呼びます。
 

Visual Basicとは

Visual Basicとは通称VBと呼ばれる、マイクロソフトが開発したプログラミング言語です。同社のVisual Studioという統合開発環境に用いられ、現在ではExcelやWord、Accessなど、さまざまなアプリケーションに使用されています。Visual Basic については、【初心者必見】Visual Basicとは|基本演算・関数とMacでVBを使用する方法に詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。
 

VBEとは

VBEとは、上記で解説したVBAでプログラミングを行うために使用するエディターで、Visual Basic Editorの略語です。Excelを始め、WordやAccessなど、VBAを使用するアプリケーションに標準で搭載されています。基本的にVBAはVBEを使用して記述するため、VBAにとっては必須の機能です。
 

マクロとは

マクロとは、コンピュータで行う複雑な操作などを自動化する技術のことです。つまりVBAとは、「マクロを用いるために使用するための言語」のことです。
 

VBAとマクロの違い

エクセルVBAについて学んでいると、VBAマクロという言葉が同じように使用されていることがあります。しかし厳密にいうと、VBAはプログラミング言語のことで、マクロはコンピュータ自動化技術のことですので、同じ意味の言葉ではありません。
 

エクセルVBAとアクセスVBAの違い

エクセルVBAとアクセスVBAでは、対象とするオブジェクトに違いがあります。エクセルVBAは、Excel上に実体として存在しているオブジェクトのみを対象としているのに対し、アクセスVBAはAccess上に実体として存在しているオブジェクトだけでなく、実体のないオブジェクトも対象としています。
 

エクセルVBAの4つのメリット


エクセルVBAを使用するメリットは大きく分けて4つあります。
 

操作の自動化

Excelを使用するときには、多くの場合、同じ操作を繰り返したり、同じ計算を繰り返したりすることは多いかと思います。そういうときにはエクセルVBAで、頻繁に用いる操作を行うマクロを作成しておけば、わざわざ手動で同じ操作を入力しなくても、マクロを実行するだけで同じ操作が自動で行えます。
 

操作の簡易化

操作の自動化をすることによって、簡単なマウス操作などだけで複雑な作業が行えるようになります。そのため、Excelについて詳しくない人にも複雑な作業が行えるようになります。
 

ケアレスミスの防止

膨大な量の作業を繰り返していると、人間は不注意によってミスをしてしまうことがあります。しかし、エクセルVBAによって作業を自動化してしまえば、不注意によるミスが生じる可能性を格段に減らすことができます。
 

開発環境を用意する必要がない

エクセルVBAは、Excelに標準で搭載されているVBEを使用します。そのため一般的なプログラミングのように、専用の開発環境などを別途で準備する必要はなく、ExcelさえあればエクセルVBAを作成できます。
 

エクセルVBAを用いてできること

エクセルVBAでは、Excel内のさまざまな操作を自動化できます。そのため、簡単なものでは「指定したセル内にある文字列を、別の指定したセルに入力する」といった作業や、「指定した複数のセル内にある数値を計算して別の指定したセルに出力する」というような作業が自動で行えます。
 
また、例外的な使用方法ではありますが、Excelを使用してオセロやマインスイーパーなどの簡単なゲームを作成するといったことも可能です。エクセルVBAは、エクセル内での操作をほぼ全てを自動化できるため、使用する人のアイディア次第ではかなり自由な使い方ができます。
 

基本的なエクセルVBA用語


それでは、エクセルVBAでよく用いられる用語を紹介いたします。
 

オブジェクト

オブジェクトとは、操作対象のことです。エクセルVBAでは、エクセル内のさまざまなものをオブジェクトとして操作します。
 

プロパティ

プロパティとは、オブジェクト一つひとつの属性情報です。オブジェクトはこのプロパティによってどのようなものなのかを決められています。簡単に言うと、オブジェクトの設定のことです。
 

メソッド

メソッドとは、オブジェクトに対して行える操作のことです。オブジェクトはメソッドによって行えることが設定されています。
 

引数

引数とは、メソッドの処理を指定することです。メソッドは、引数から指定された値を実行します。
 

コレクションオブジェクト

コレクションオブジェクトとは、同じ種類のオブジェクトの集合体のことです。単にコレクションと呼ぶこともあります。コレクションオブジェクトはオブジェクトとは違うメソッドやプロパティを持っています。
 

変数

変数とは、さまざまな値、文字列などを一時的に保存しておく場所です。変数に値を入力することは代入、または格納などと言い、変数内の値などを確認することを参照と言います。
 

定数

定数とは、値を保存しておく場所です。定数は変数とは違い、プログラム実行中に変更できません。
 

ステートメント

ステートメントとは、コード内にある一つひとつの命令文のことです。 エクセルVBAはさまざまなステートメントを組み合わせてプログラミングします。
 

プロシージャ

プロシージャとは、一連の処理のまとまりです。ステートメントの集合体ということもできます。
 

VBA関数

VBA関数とは、引数によって指定された処理を行い、その処理結果を出力することです。
 

エクセルVBAの基本的な使用方法


ここからはマクロの実行やVBEを使用するための設定、エクセルVBAの基本的な記述方法を解説いたします。
 

マクロの実行

マクロを実行するには、まずエクセルの[オプション]、[リボンのユーザー設定]、[メインタブ]内にある[開発]にチェックを入れて、リボンに[開発]という項目を追加します。次にその[開発]を選択すると[マクロ]という項目がありますので、そちらをクリックし、現在登録されているマクロを表示します。後は、その中から実行したいマクロを選択して[実行(R)]をクリックするたけで実行できます。
 

VBEの設定

VBEを設定するには、まず、先ほど追加した[開発]内にある[Visual Basic]をクリックして、VBEを起動できます。もしくは、[Alt]キーと[F11]キーを同時押することでも起動できます。基本的にはそのままでも使用できますが、[表示]、[ツールバー]と進み、[編集]をクリックすると新しいウィンドウが表示されますので、VBE上にドラッグして、格納するとプロパティ/メソッド、定数の確認かすぐに行えるようになるので効率的にプログラミングが行えます。
 
他の設定は、[ツール(T)]の[オプション(O)]から変更できます。設定はユーザーの好みによりますが、「変数宣言の強制」と、「コードごとの色変更」はおすすめです。変数宣言の強制は、[編集]内の[変数の宣言を強制する(R)]にチェックを入れるだけです。こちらはその名の通り、変数宣言忘れの防止になりますのでおすすめです。また、[オプション(O)]の[エディターの設定]にあるコードの表示色をコードの種類ごとに変えておくと、コーディング中にコードが読みやすくなります。
 

基本的な記述方法

記述は基本的に上記のように起動したVBE内で行います。[ツール(T)]の[マクロ(M)]を開くと、実際に記述できる画面が表示されます。まず、[マクロ名(M)]のテキストボックスに好きなマクロ名を記入して、右の[作成(C)]をクリックします。その後、コーディングの画面が表示されますので、コーディングを開始できます。コーディングが終わったら右上の[×]ボタンを押してコーディング画面を閉じればマクロ一覧にコーディングしたマクロが保存されます。
 

おすすめの学習教材5選と資格


それではおすすめのエクセルVBA教材と資格を紹介いたします。
 

おすすめの学習教材5選

まずはおすすめの学習教材サイトや書籍を紹介いたします。
 

Excelマクロ・VBA塾

Excelマクロ・VBA塾は、エクセルVBA、エクセルマクロがどういうものなのかについて、という初歩的な部分から実際の用途別使用方法などまで説明されており、初心者が入門する際に知りたいことが順番に解説されています。
 

ドットインストール

ドットインストールは、さまざまなプログラミング技術について動画形式で解説しているサイトです。実際の画面や操作を見ながら学べるため、感覚的にエクセルVBAの使用方法を学べます。
 

ストーリーで学ぶ Excel VBAと業務改善のポイントがわかる本 【演習問題付き】

☆:4.7 レビュー数:16件
ストーリーで学ぶ Excel VBAと業務改善のポイントがわかる本 【演習問題付き】は、ストーリーテイストになっているものの、こちらは会社員がエクセルVBAを使用するという設定のため、自己投影して学んでいける教材となっています。
 

自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBA

☆:4.3 レビュー数:7件
自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBAも、ストーリーテイストの教材ですが、くまの親子がエクセルVBAを学んでいくというストーリーの教材になっており、お堅い教材や書籍が苦手という方におすすめです。
 

Excel VBA 逆引き辞典パーフェクト 2013/2010/2007/2003対応

☆:3.7 レビュー数:17件
Excel VBA 逆引き辞典パーフェクト 2013/2010/2007/2003対応は、エクセルVBAの基本を学んで初心者を脱出したという方が、実際に記述するときに勝手がわからず困った場合などに、やりたいこと毎に逆引きができるためおすすめです。
 

資格|VBAエキスパート

VBAエキスパートとは、オデッセイコミュニケーションズが実施している資格で、ExcelやAccessでのVBAを使用できるというスキルを証明するための資格群です。VBAエキスパートの中でエクセルVBAに関する資格は「Excel VBA ベーシック」と「Excel VBA スタンダード」の2種類です。
 
Excel VBA ベーシックは、Microsoft Office 2000から2013までのExcelについて、VBAの基礎知識や基本文法を用いた基本的なマクロの記述方法を証明できる資格です。変数やセル、シートブックなどについての出題があります。問題数は40問程度で、合格ラインは650~850/1000点です。受験料は\12,000+税です。
 
Excel VBA スタンダードは、Excel VBAベーシックの知識を踏まえたうえで、より高度なマクロの記述スキルを証明できる資格です。Excel VBA スタンダードでは、ベーシックの内容に加えて配列やファイルの操作について、OLEの使用についてなどの出題があります。問題数はこちらも40問程度で、合格ラインも650~800/1000点です。受験料は\13.500+税です。
 

エクセルVBAを活用できる職種と案件・求人例


最後に、エクセルVBAを活用できる職種や実際の案件などを紹介いたします。
 

エクセルVBAを活用できる職種

エクセルVBAは事務職ならばほとんどの職種で活用できます。例えば会社の事務では、必要経費や、従業員の給料などもエクセルを用いて管理、計算できます。また、販売業では商品の在庫や、販売店舗別の売り上げ状況などの管理、分析に活用できます。そのため、エクセル職VBAは職種に関係なく、さまざまなシーンで活用できます。
 

エクセルVBAに関わる案件・求人例

弊社の運営している案件情報サービス「フリエン」に掲載中の案件の中から、エクセルVBAに関わる実際の案件を一部ピックアップして紹介いたします。
 

【PMO/Excel/word・PowerPoint/各種資料作成等】PM業務支援案件

こちらは、プロジェクトのPM業務支援の案件です。WBS/ガントチャートでのスケジュール管理やPowerPoint、Excel等を用いた資料作成などを行っていただきます。必須項目はExcelをはじめとするMicrosoft Officeに精通していること、プロジェクト支援経験があることです。
 

【PMO】PMO補佐業務

こちらは女性のPMO補佐を募集している案件で、生保開発管理をはじめとするPMO補佐業務です。必須項目は女性、大学卒業、ExcelやWordの使用経験や議事録等作成経験です。
 

【事務/経理/Excel】経理業務

こちらは、会社の事務としてExcelを用いたデータ管理を行っていただく案件です。主に銀行の入出金管理や支払業務をご担当いただきます。必須項目は事務経験と経理関係の実務経験が直近3年以内にあること、ExcelのVLOOKUPなどの関数使用経験があることです。
 

まとめ


いかがでしょうか。Excel自体は簡単に使用できるため利用する方も多いかと思いますが、エクセルVBAは少しハードルの高いイメージでなかなか手が出せないかと思います。しかし、基本的なことについてしっかりと学んでいれば、そこまで難しいことはありません。

また、さまざまな作業を自動化できるため、Excel業務効率を上げるためには必須のスキルです。もし、少しでも興味のある方は、今回解説した内容や、紹介した教材をみながら勉強してみてください。
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