2017.03.16技術

【2017年版】JavaScriptのフレームワーク比較とニーズの高まり

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JavaScript(JS)のフレームワークは、ライブラリのことを指す場合があります。そして、CSSと同じくJavaScriptのフレームワークは、随時開発されています。TodoMVCという、JSフレームワークを比較するサイトいわく、約16分ごとに最新のフレームワークが誕生していると言われるほどです。それだけ豊富にあるJSフレームワークの中で、今回は有名な8つのフレームワークの比較と、フレームワークを選ぶ基準についてご紹介していきます。
 
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【目次】
JavaScriptフレームワークのメリットと選ぶ基準
JavaScriptとフレームワークのおさらい
フレームワークを導入するメリットと選ぶ基準
JavaScriptのフレームワークは大きく2つに分けられる
JavaScriptフレームワーク比較
AngularJS
Backbone.js
Ember.js
Vue.js
Knockout.js
React
Riot.js
Aurelia.js
JavaScriptフレームワーク事情と案件・求人例
JavaScriptフレームワークはライブラリ重視
優れたUIを実現するためにJavaScriptのニーズが高まっている
JavaScriptのフレームワークを使用する案件・求人例
まとめ
 

JavaScriptフレームワークのメリットと選ぶ基準

JavaScriptとフレームワークのおさらい

JavaScriptとは

JavaScriptとは、プロトタイプベースのオブジェクト指向スクリプト言語ですが、クラスベースに見られる機能も取り込まれております。HTML内にJavaScriptを埋め込むことにより動的なWebページを実現させることが可能です。Javaと名前に入っていますが、別物のプログラミング言語になります。
 
詳しくは別コラムの「jQueryとJavaScriptの違いとおすすめ無料教材10選」をご参考ください。
 

フレームワークとは

フレームワークとは、プログラミングに必要な特定の機能を持たせようとする枠組みのことです。はっきり定義されたAPIを持ち、コードを再利用可能な形で隠蔽しているという点ではライブラリと似ていますが、フレームワーク最大の特徴である、「呼び出し側がプログラム全体の制御構造を指定可能」がライブラリでは不可能なため、別のものとして分けられています。
 
ですが、JavaScriptの場合のフレームワークはライブラリと混合されていることが多いです。基本的にJavaScriptで使用するものの大半が合使用頻度の高い機能や効果などのライブラリの集合体であることが多いため、開発をサポートする役割であるフレームワークと一緒の扱いをすることが多いです。
 

フレームワークを導入するメリットと選ぶ基準

導入するメリット

フレームワークを導入するメリットは、大きく3つあります。これは、どのプログラミング言語でも共通に言える事です。
 
・開発効率の向上
フレームワーク自身に、ある程度必要な機能を持たせておくことにより、開発のスピードが格段に上がります。とくに、フルスタックフレームワークと呼ばれるものは、必要な機能群が準備されており、圧倒的なスピードで開発することが可能です。
 
・コードの書き方統一
フレームワークの定義で書き方を統一し、開発はもちろん保守・改修も行いやすくします。
 
・バグを事前に防ぐ
良く出るバグやあらかじめ想定されたバグを防ぐよう、フレームワークは設計されています。
 

選ぶ基準

フレームワークを選ぶ基準は、大きく分けて3つあります。
 
・コストダウン
⇒オープンソースかつ、導入がスムーズなフレームワーク
・開発効率化
⇒自動コード生成ツール機能がついているフレームワーク
・メンテナンス性能
⇒コードがルール化されていて管理のしやすいフレームワーク
 
何を開発するのかにもよりますが、上記にある3つの中でどれを一番重要視するかによってフレームワークを選定してみて下さい。
 

JavaScriptのフレームワークは大きく2つに分けられる

JavaScriptのフレームワークは、クライアントサイドサーバーサイドの2種類に分けられます。
 
クライアントサイド:Webページ上(見える部分)で動くJavaScriptで、主にUI関係の機能を提供。
サーバーサイド:サーバーとの通信(見えない部分)を制御するJavaScriptで、主にサーバー通信機能を提供。
 
フロントコーダーや、デザイナーの人が触るフレームワークの大半は、クライアントサイドになります。
 

JavaScriptフレームワーク比較


(画像引用:8つの言語別WEBフレームワーク比較計65選|2017年最新版)
 

AngularJS

AngularJSとは

AngularJSとは、完全にJavaScriptで記述されたフロントエンドWebアプリケーションフレームワークのことです。シングルページアプリケーション開発において力を発揮し、様々な問題を解決しているフルスタックフレームワークでもあります。

最新バーションは、2017年3月23日に「Angular 4.0.0」がリリースされました。4.0.0では、AOTコンパイラが改良されており、生成されるコードサイズが約60%削減出来るうえに、アニメーション関連機能をコアパッケージから分離したことにより、アニメーション機能が不必要な場合はさらなるサイズの削減が期待できます。

また、新機能としては「if/else形式の記述とローカル変数が可能」になりました。Universalというサーバサイドの実行環境との統合などによる機能も新たに搭載されております。
 

特徴

クライアント側の JavaScript のコントローラでデータモデルを管理し、画面ビューとリアルタイムでデータを交換するのに適していることが特徴的です。他にも、モデルとinputフィールドをバインドすることによって、モデル変更やユーザー入力によるフィールド変更など双方向のデータバインディングが可能になります。
 

開発効率

記述するコード量が少ないため、高速で開発することが可能です。そのため、Webアプリケーション開発において非常に人気のあるフレームワークです。
 

メンテナンス性能

クライアント側のコントローラでデータモデルを管理することができるため、修正が行いやすいです。
 

Backbone.js

Backbone.jsとは

Backbone.jsとは、デザインパラダイムに基づいたJavaScriptのライブラリでWEBアプリケーションフレームワークのことです。
 

特徴

グローバル変数を排除したり、モデルの保持が可能という特徴を持ちます。
 

開発効率

単一データ管理のモデル、画面管理のビュー、複数件モデルを管理するコレクションの3つのモジュールを軸に構成されており、シンプルな機能だからこそ、使いやすく学習コストも抑えられます。
 

メンテナンス性能

出来る機能が限られているため、仕組みさえ理解していればメンテナンスも行いやすいです。                                       
 

Ember.js

Ember.jsとは

Ember.jsとは、URL駆動型なフレームワークのことで、複雑なアプリケーションを複数のメンバーで開発する時に効力を発揮します。
 

特徴

Web MVCではなくクライアントサイドMVCフレームワークで、コンポーネントやデータバインディングなどの機能を提供しています。そのため、アプリパターンではなく、コンポーネントパターンになります。
 

開発効率

”{{  }}”という特殊記法を使用し、JavaScript状の変数とコントローラやモデルクラス変数を直接結び付けることができます。また、データバインディング機能があるため、使用しやすいフレームワークです。
 

メンテナンス性能

JavaScript OFFの環境へのリーチができないため、別途プレーンHTMLによるフォールバック処理を行わなくてはいけない点があります。
 

Vue.js

Vue.jsとは

Vue.jsとは、MCVの派生であるMVVMという設計基盤として構築されている、クライアントサイドJSフレームワークのことです。APIリファレンスや使用例が充実しており、学習コストも抑えることが可能です。
 

特徴

双方向データバインディングの実現に特化しています。また、単一ファイルコンポーネント作成のためのツールも提供しています。
 

開発効率

双方向データバインディングを実現することに特化しているため、非常にシンプルなコードになります。また、ディレクティブ機能を使いこなすことにより、直接DOM要素を操作するコードが不要になります。
 

メンテナンス性能

非常にシンプルなコードのため、修正箇所が見つけやすいうえ、コンポーネントとしてJSの中に記述することも可能ですので、部分的に修正を行うことが出来ます。ECMAScript 5準拠のブラウザはサポートしていますが、IE8とそれ以下のバージョンはサポートしていません。
 

Knockout.js

Knockout.jsとは

Knockout.jsとは、Vue.js同様MVVMパターンを採用しているJSフレームワークのことです。データモデルを基盤としリッチなUI構築を行う目的で開発されたJavaScript ライブラリであり、Microsoft製品ではないが、Visual Studio 2012のプロジェクトのテンプレートとして jQueryと共に組込まれています。
 

特徴

JSONでデータのやり取りを行うことにより、サーバーサイドのテクノロジーに依存しないことが特徴的です。
 

開発効率

HTML側のみでテンプレートが定義されるため、デザイナーは自由にマークアップを変更することが可能で、連携の無駄を省くことが出来ます。また、JavaScriptとHTMLを分離することが可能で、JS側のコードにはDOM操作のためのコードが不要です。
 

メンテナンス性能

Visual Studio 2012のプロジェクトのテンプレートとして採用されているため、随時Microsoftによるメンテナンスが行われています。
 

React

Reactとは

Reactとは、FaceBook社が開発したUIを構築するためのライブラリです。ボタンやテキストなどのデスクトップアプリのUI/UX設計に似たイメージのものになります。大規模でも管理しやすく、仮想DOMが高速です。
 

特徴

UIを構築するためのライブラリで、HTMLとJavaScriptデータバインディング部分に特化している特徴を持ちます。
 

開発効率

DOMに対する操作を抽象化することにより、シンプルなコードでパフォーマンスを発揮することが出来ます。また、一方向のデータフローのため、双方向データバインディングを実現するコードもシンプルに記述することが可能です。
 

メンテナンス性能

データバインディングに特化しているため、メンテナンスを行う時にわかりやすいです。ただし、jQueryで書くとわかりにくくなるのでご注意下さい。
 

Riot.js

Riot.jsとは

Riot.jsとは、Reactに似た仕組みを持っていますが、非常に軽量なライブラリです。また、コンポーネント指向なJSフレームワークとも言われています。どちらかと言えば、デザイナーやマークアップエンジニア向けの概念になっています。
 

特徴

divタグを記述することによって、自動で読み込んで出力してくれるコンポーネント設計になっています。
<div riot-tag="articles"></div>
上記の1行をHTMLに追加することにより、自動的にコンポーネントが読み込まれます。
 

開発効率

コンポーネントで設計しやすいため、最低限のコードでシンプルな記述が可能です。また、変更のあった要素のみ更新するため、少ないDOM操作で時間を短縮することが可能です。
 

メンテナンス性能

最低限のコードでシンプルな記述のため、メンテナンスの手間が少ないです。また、バージョンアップも行われており、サポートもしっかりしています。
 

Aurelia.js

Aurelia.jsとは

Aurelia.jsとは、元々Angular2.0の開発に携わっていたエンジニアが、Angularのチームを抜けて、Aurelia.jsプロジェクトを立ち上げたほど、今勢いのあるフレームワークです。ES6/7の機能を取り込んでいるにもかかわらず、モダンなブラウザにも対応出来ます。
 

特徴

AngularJSの思想を引継いでいますが、ES6/7の機能を取り込んでいるところが大きな特徴です。
 

開発効率

ES6/7の機能により、最新機能で無理やり実装していた部分をスマートに解決することが可能です。また、AngularJSおり共通のコードを減らすことが出来るため、短くシンプルな構文になります。
 

メンテナンス性能

2017年7月にバージョン1.0をリリースしたばかりで、まだまだバグや機能などの改良点が多いですが、新しいフレームワークだからこそ、今一番勢いがあり、随時改良が続けられています。
 

JavaScriptフレームワーク事情と案件・求人例

JavaScriptフレームワークはライブラリ重視

JavaScriptのフレームワークは、ライブラリに加えて設計まで行ってくれるものが多いです。基本的に、JavaScriptのフレームワークはライブラリとして使用されることが主です。必要な機能や効果が組み込まれているライブラリ/フレームワークを使用することにより、大幅な開発効率を見込めるからです。また、純粋なJavaScriptで記述するより、UI/UXを高めた記述やデザインができ、豊かな表現をすることが可能なため、JavaScriptにはフレームワークが必要不可欠と言われているほどニーズが高いです。
 

優れたUIを実現するためにJavaScriptのニーズが高まっている

一時期、比較的簡単にJavaScriptが扱えることで「jQuery」のニーズが高まっていましたが、数あるJavaScriptのライブラリを使用して開発する方が中規模から大規模開発が行いやすく、表現の自由度が高い傾向にあります。そのため、ユーザー視点であるUI/UXの実現がしやすくなっています。
 
特に、スマートフォンの普及にともないネット社会が拡大した現代だからこそ、他のWebアプリケーションと差を付ける為にも、JavaScriptのニーズが再び高まってきています。
 

JavaScriptのフレームワークを使用する案件・求人例

エンジニアのための情報サイト”フリエン”に掲載されている案件情報を少しだけご紹介します。
 

(【Java/Node.js/Linux/MySQL】車両のログデータを収集し、車の状態をモニタリングするサービスの情報を見る)
 

(【Backbone.js、販売管理システムの上流経験者】業務用PKGクラウド対応の情報を見る)
 

(【Java、AngularJS】システムリプレイス案件の情報を見る)
 

(【Java・javascript】動画配信サイト課金システム構築の情報を見る)
 
気になる案件情報が見つかった方は、【登録フォーム】よりお気軽にお問い合わせください。掲載できない案件も複数抱えているうえ、随時エンジニアを探している企業も豊富です。
 

まとめ

8つの言語別WEBフレームワーク比較計65選|2017年最新版」でご紹介した、JavaScriptフレームワークのみ別でまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。クライアントサイド、いわゆるフロント側はもちろん、サーバーサイドにまで幅広く使用出来るJavaScriptのニーズ自体高まっている現在、開発を効率よくするためのフレームワークが日々開発され続けています。筆者も今回のコラムを書くにあたり初めて知ったのですが、まさか新しいJavaScriptフレームワークが約16分ごとに生み出されているとは思ってもいませんでした。それほど、JavaScriptのフレームワークは重要なものということです。
 
デザイナーなどの、プログラミングがわからない人でも触れるようなフレームワークも存在しておりますので、少しでも興味がある方はまず、触れて見ることから始めてみて下さい。
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