2017.03.13技術

【2017年版】Go言語のフレームワーク比較と需要の高まり

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Go言語も複数のフレームワークが存在しています。ただ、2017年現段階では、まだはっきりとした標準が定まっていないことも確かです。「net/http」が標準なのではないのかという声も聴きますが、実際にはその機能が物足りなく、補うためのフレームワークが存在しています。Go言語自体まだ新しいプログラミング言語なので、今後に期待の部分は多いでしょう。
 
今回は、そんなGo言語のフレームワーク比較と、需要の高まりについてご紹介していきます。
 
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【目次】
Go言語フレームワークのメリットと選ぶ基準
Go言語とフレームワークのおさらい
フレームワークを導入するメリットと選ぶ基準
Rubyフレームワーク比較
Echo
iris
Gin
Goji
beego
Revel
Martini
Gorilla
Go言語フレームワークのニーズ
海外で人気のGo言語は日本でも徐々にニーズが高まっている
インフラ寄りの仕事でGo言語が多く採用
一緒に覚えておくべきスキル
まとめ
 

Go言語フレームワークのメリットと選ぶ基準

Go言語とフレームワークのおさらい

Go言語フレームワーク比較に入る前に、まずはGo言語とはなにか、フレームワークとは何かのおさらいをしていきます。
 

Go言語とは

Go言語(Go Lang)とは、Google社によって開発されたコンパイラ言語です。CやC++などが使用されるプログラミングの領域での効率を目的として設計されています。そのため、「コンパイルの高速化」、「処理速度の改善」、「安全性の考慮」、「容易に開発が出来る」の4つの効率化の特徴を持ちます。
 
Go言語は、多人数で長期メンテナンスを行うことを想定され、設計されているため最小限の構文しかないうえに、繰り返しされるループ構文は”for”の1種類しかないシンプルさで、読みやすさを重視されています。
 

フレームワークとは

フレームワークとは、プログラミングに必要な特定の機能を持たせようとする枠組みのことです。はっきり定義されたAPIを持ち、コードを再利用可能な形で隠蔽しているという点ではライブラリと似ていますが、フレームワーク最大の特徴である、「呼び出し側がプログラム全体の制御構造を指定可能」がライブラリでは不可能なため、別のものとして分けられています。
 

フレームワークを導入するメリットと選ぶ基準

導入するメリット

フレームワークを導入するメリットは、大きく3つあります。これは、どのプログラミング言語でも共通に言える事です。
 
・開発効率の向上
フレームワーク自身に、ある程度必要な機能を持たせておくことにより、開発のスピードが格段に上がります。とくに、フルスタックフレームワークと呼ばれるものは、必要な機能群が準備されており、圧倒的なスピードで開発することが可能です。
 
・コードの書き方統一
フレームワークの定義で書き方を統一し、開発はもちろん保守・改修も行いやすくします。
 
・バグを事前に防ぐ
良く出るバグやあらかじめ想定されたバグを防ぐよう、フレームワークは設計されています。
 

選ぶ基準

フレームワークを選ぶ基準は、大きく分けて3つあります。
 
・コストダウン
⇒オープンソースかつ、導入がスムーズなフレームワーク
・開発効率化
⇒自動コード生成ツール機能がついているフレームワーク
・メンテナンス性能
⇒コードがルール化されていて管理のしやすいフレームワーク
 
何を開発するのかにもよりますが、上記にある3つの中でどれを一番重要視するかによってフレームワークを選定してみて下さい。
 

Rubyフレームワーク比較


(画像引用:8つの言語別WEBフレームワーク比較計65選|2017年最新版)
 

Echo

Echoとは

Echoとは、小型で高速なGo言語のフレームワークのことです。同じGo言語のフレームワークであるGinを超える程の高速処理です。リソース量に比例して、全体のスループットが向上する設計になっており、一言でいうとスケーラブルなフレームワークです。またRESTAPI向けのため、RESTの原則に沿った形で設計されたAPIを持っています。
 

特徴

JavaのSwingに似たソースコードでありながら、整理された構造でシンプルです。
 

開発効率

Swingに似たソースコードでありながら整理された構造で、コードが読みやすく開発の効率を上げてくれます。また、HTTPのレスポンスを送るための関数をサポートしています。
 

メンテナンス性能

ファイルアップロードやWebSocketも使用でき、メンテナンスも行いやすいです。コミュニティの開発が活発で、随時研究開発が続けられているため、今後に期待できるフレームワークです。
 

iris

irisとは

irisとは、ベンチマーク最速を謳っているフレームワークです。デバイスを選ばないため、Webサーバやデスクトップ、スマートフォン、ラズベリーパイでも高速なパフォーマンスを出します。
 

特徴

ベンチマーク最速を謳っているフレームワークなうえ、サンプル集などのドキュメントはGo言語の中でもずば抜けて充実しています。
 

開発効率

重要な技術要素がドキュメント内のコードに揃っており、REST APIを始めて実装してみようと思っている人にもおすすめ出来る程、勉強コストが低いです。また、htmlファイルを解析する方法を選択することにより、1回線構成でテンプレートエンジンの切り替えが可能です。
 

メンテナンス性能

目立った癖が無く、メンテナンスも行いやすいです。また、サンプル集やドキュメントが充実していて使いやすい為、引継ぎも容易に行うことが出来ます。
 

Gin

Ginとは

Ginとは、比較的軽量なフルスタックWebアプリケーションフレームワークです。マティーニと類似のAPIを提供しています。このAPIであるHTTPルーターがレスポンスの速度を上げています。
 

特徴

HTTPルーターのレスポンスが速く、Martiniの40倍という特徴を持ちます。
 

開発効率

他のWebアプリケーションフレームワークと比べてHTTPのレスポンスが速く、ストレスなく作業を進めることが出来ます。
 

メンテナンス性能

一時期開発が停滞していましたが、最近は定期的に開発されているためサポートは続いています。また、脆弱性のセキュリティも強いです。ただし、gitデフォルトが古いとgo getコマンドが途中で止まってしまう不具合があるため、最新版に更新するようにしてください。
 

Goji

Gojiとは

Gojiとは、Net/httpとの互換性があるフレームワークです。RubyのSinatraに似たURLパターンと正規パターンに加えて、カスタムパターンを定義することが可能です。このカスタムパターンを正義することにより、拡張性と自由度の高さを実現しています。
 

特徴

Gojiは、Net/httpとの互換性があり、カスタムパターンを定義しているという特徴を持ちます。
 

開発効率

最低限の機能しかなくシンプルで、癖が無くスムーズに開発することが可能です。そのため、勉強コストも削減することが可能です。
 

メンテナンス性能

自由度が高いからこそ、ドキュメントがしっかりしていないと引継いだ時に苦労する場合があります。                         
 

beego

beegoとは

beegoとは、フルスタックなWebアプリケーションフレームワークです。API、Webアプリケーション、バックエンドサービスなどを高速に開発することが可能です。SinatraをベースにTornadoやFlaskに似たインターフェイス構造体を組み込んだ固有の機能を統合しています。
 

特徴

フルスタックフレームワークで、ORマッパーまでサポートしています。また、HTTPロジックを使用せずに、8つの独立したモジュールを使用することも特徴的です。
 

開発効率

RubyのSinatraを元に設計されているので、API開発で効力を発揮します。フルスタックフレームワークでありながら、レスポンス速度は比較的速いため、スムーズに開発することが出来ます。
 

メンテナンス性能

自動テスト機能が備わっており、メンテナンスしやすいです。また、モジュールを使用することにより、構成解析やパフォーマンス監視を行うことも可能です。
 

Revel

Revelとは

Revelとは、JavaのPlay Frameworkを参考に設計されたフルスタックフレームワークであり、MVCフレームワークのことです。Webアプリケーション開発に必要な機能が一式揃っています。
 

特徴

機能が豊富なフルスタックフレームワークで、コードを編集すると自動的にコンパイルを実行するという特徴があります。
 

開発効率

処理速度が速く、コードを編集するときに自動的にコンパイルを実行できるためストレスがありません。また、コマンドでスケルトン作成やアプリケーションの起動を行うことが可能です。
 

メンテナンス性能

devモードの実行が可能なため、デバックを簡単に行うことができます。
 

Martini

Martiniとは

Martiniとは、モジュール形式のWebアプリケーションサービスフレームワークのことです。PythonのFlaskのような感覚でコーディングすることが可能です。
 

特徴

モジュール形式のWebアプリケーションサービスを作成するパッケージでで、唯一日本語のドキュメントがあります。
 

開発効率

少ない行で簡単にコーディングできるため、ストレスなく開発を進めることが出来ます
 

メンテナンス性能

日本語のドキュメントが存在しているうえ、ミドルウェアも充実しています。ただ、公式のサポートが遅いため、今後の不安が残ります。
 

Gorilla

Gorillaとは

Gorillaとは、Go言語用のWebツールキットで、中に、フレームワークやhttpパッケージなどが揃っております。
 

特徴

Go言語用のWebツールキットです。Webアプリケーションを開発するために必要なツールなど一式で揃っていることが特徴です。
 

開発効率

少々速度が遅い場合があります。また、ツールキットのため、開発に必要なもののみ使用することが出来ます。ツールなどまとめて使用したいときにはおすすめです。
 

メンテナンス性能

コミュニティも活発で、随時サポート更新されています。
 

Go言語フレームワークのニーズ

海外で人気のGo言語は日本でも徐々にニーズが高まっている

2016年12月に発表された、「TIOBE Index for March 2017」という海外で人気のあるプログラミング言語ランキングで17位にGo言語がランクインしているほど、ニーズが高まってきています。
 
また、海外で需要が高いサーバ構築自動化ツールの1つであるDockerのコードの90%以上にGo言語が使用されております。このDockerですが、日本でも使用している企業が多く、Go言語エンジニアも求められています。他にも、Go言語が大規模プロジェクトに向いていることから、日本でも徐々にニーズが高まり始めています。
 

インフラ寄りの仕事でGo言語が多く採用

Go言語は、インフラ寄りの開発現場で使用されていることが多いです。その理由は、長時間動作し変更頻度の低いミドルウェア層のソフトウェアを記述することを得意とするからです。処理速度も速いことから、DockerprometheusなどにもGo言語が採用されており、大量のデータを扱うサーバ側で活躍しています。
 
また、Go言語を扱えるエンジニアが少ないからこそ重宝される傾向にあります。Go言語に興味がある方は、Go言語経験がなくても参画できるようなスキルチェンジ案件もあるので、チャンスを逃さないようにしてみて下さい。
 

一緒に覚えておくべきスキル

Go言語は様々なプログラミング言語の良いところを採用しています。また、開発するにあたり、Go言語経験者が少ないことから下記のスキルがあると優遇されやすくなります。
 
C/C++C/C++プログラミングの領域での効率を目的にされている為、仕様が似ています。
Pythonインフラ寄りの概念や戻り値が複数あること、スライスなどがPythonに似ています。
Javaメモリ解放やアクセス修飾子が似ているうえ、Java⇔Go言語の置き換えも多く存在します。
 
詳しくは別コラムの「Go言語入門のための教材7選と一緒に覚えるべきスキル」をご参考ください。
 

まとめ

8つの言語別WEBフレームワーク比較計65選|2017年最新版」でご紹介した、Go言語フレームワークのみ別でまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。Go言語自体、2006年に登場したばかりで比較的新しいプログラミング言語です。ですが、海外だけではなく、日本でも需要が高まりつつあり、2017年の今年も注目されるプログラミング言語と言えます。
 
PerlやPython同様に、インフラ寄りの大規模開発で効力を発揮するため、IoTやAIなどの話題の技術にも活用出来ます。そのため、徐々にではありますが、Go言語の需要が高まっています。ですが、Go言語エンジニアが少ないことが課題です。API側やアプリのインフラ開発に関わったことある方であれば、スキルチェンジ出来る案件があったりしますので、是非チャンスを見逃さないようにしてみて下さい。
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10,000件以上の案件から希望の案件をご紹介!

未公開案件も多数ありますので「まずは相談したい。」という方もお気軽に登録ください。

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