2016.03.23フリーランスの基礎知識

フリーランスの現状と今後の予測|フリーランスになるために

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フリーランスとは、会社に属さず個人自身のスキルや経験を元に仕事を獲得・達成する働き方です。似たような言葉で「自営業者」「個人事業主」「独立」という言葉があります。明確な違いはないものの、フリーランスには、各クライアントからの依頼が複数ヶ所から及び、報酬獲得のためならば、1ヶ所にとどまらず、あちこちに飛び回るという傾向があります。
 
これは、そもそも「フリーランス」という語源から来ており、中世ヨーロッパでは、1つの部隊に所属せず、依頼と報酬があれば、国家を超えて武器(ランス=槍)片手に飛び回る戦士または小隊から来ています。
 
今回は、近年増えているフリーランスという働き方の実態と、フリーランスという働き方を頭の片隅に置かれている方へのアドバイスとなる内容を解説していきます。
 

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【目次】
フリーランスには4つのタイプがある
フリーランスは今後増えていく
フリーランスの年収と労働時間
フリーランスのメリット
フリーランスのデメリット
会社員からフリーランスになるための手順
まとめ
 

フリーランスには4つのタイプがある

近年良く聞くようになってきたフリーランスという言葉ですが、やはり認知度に比例して、フリーランスという働き方をする方も増えてきています。クラウドソーシングサイト「ランサーズ」が発表した内容によると、日本の労働人口の約10%以上は、広義のフリーランスでの収入を得たとあります。
 
特に、近年はインターネット上のサービスの発展が著しく、ネット上だけで案件の獲得、クライアントとのやり取り、成果物の提出、報酬の支払いが完結してしまいます。このことが、フリーランスの増加の背景にあります。
 
更には、フリーランスという働き方でも、タイプが4つに別れ、単にフリーランスと言っても、簡単に冒頭で紹介した働き方だけとはされていません。
 

副業系隙間ワーカー

上記のようにインターネットだけで仕事が完結することで、会社員として雇用されながらも空いた時間を副業に費やしたり、独立したものの、収入が安定せず、アルバイトなどで生活を安定させる人の事を隙間ワーカーと定義されています。
 
雇用されているという点では、正確にはフリーランスとは言い難い部分もありますが、雇用関係のない会社や個人からの収入を得ているという点では、フリーランス予備軍とも言えるでしょう。
 
特に、会社員での収入では満足できず、家族もおらず自由な時間が多いことから、若者層が多く、調査によると約593万人の人がなにかしらの副業で収入を得たと答えています。
 

複業系パラレルワーカー

2社以上の企業と契約・委託という形を取り、複数の方面からの収入を得ていく働き方のことを、パラレルワーカーと定義されています。特に、こちらの働き方が冒頭で説明したフリーランスに近いでしょう。
 
インターネットを通じた情報網が発展してきており、自身の発信や案件の募集がしやすくなったことで、今後もこのパラレルワーカーは増えていくでしょう。調査では、124万人がこの働き方に該当するとあります。
 

自由業系フリーワーカー

フリーランスでの収入は低いものの、これまでの貯金を切り崩しながら自分の好きな事を始める定年間近の方や、パートナーの収入で生活は安定しているものの、空いた時間を趣味や得意分野の延長線上で収入を得る主婦の方などは、フリーワーカーと定義されています。
 
特徴としては、特定の企業とやり取りするのでもなく、「これ一本で生活していく」という強い意志もなく、時間を見つけて得意な分野で収入を得ていく形です。
 

自営業系独立オーナー

例えば、長年勤めた企業から独立をし、そこで培った知識や技術、ノウハウなどを元に収入を得ていく独立オーナータイプです。こちらは、取引相手が、企業ではなく一般客であることも多いようです。
 

フリーランスは今後増えていく

このように、現在でもフリーランスという働き方は、一般的になりつつあります。さらには、以下のような点から今後も更にフリーランスは増えていくことが予想されます。
 

情報化社会の発達

今はインターネットを通しての情報網が凄まじいスピードで発展しています。SNS上で中学の同級生の名前を検索すると簡単に出てきます。そしてその力は絶大です。例えば、SNS上で「スマホ修理できるので、困ったら教えて下さい。」とつぶやけば、友達の誰か一人は反応するのではないでしょうか。
 
結果的に修理がうまくいって、それが「人に教えたい」というほどの素敵なサービスであれば、インターネットを介して簡単に口コミは広がります。つまり、企業でやっていたようなプロモーションが、個人で出来るようになりました。
 
反対に、「こうして欲しい」という声もインターネット上で簡単に拾えるようになりました。上記で出てきた、クラウドソーシングというサービスは、「手伝って下さい」と案件を提示した依頼者と、「解決できますよ」というフリーランスを集めるサービスとなっています。
 

雇用社会の衰退

一昔前までは、「働く=雇用されること」が当たり前でした。これは、年功序列で長く働けば出世でき給料も上がり、定年退職時には数千万円の退職金もしっかりしている。更には、年金制度もしっかりしており、銀行の金利は現在とは比べ物にならないほど高い時代がありました。
 
つまり、普通に雇用されていることが一番安全でお金も入ってきたのです。しかし、近年はどうでしょう。20代30代の方で、今の年金制度や金利で老後を暮らしていくことを考えている人は少ないでしょう。
 
更には、新しい企業や外資系の企業がどんどん参入してきて、今まで大手と言われて企業ですら大規模なリストラがあります。利益を出して会社を運用していくには、従業員に負担をかけざるを得ないブラック企業という言葉も出てきています。
 
勘の良い方は「このままじゃまずいぞ」と思っているはずです。企業で雇用されていても、最後まで面倒を見てくれる力が残っていないのです。フリーランスは「自由」「やりたいこと」といったイメージを持たれがちですが、「生きていくためには自分の力を向上させるしかない」という観点でフリーランスをされている方も多くなるでしょう。
 

フリーランスの年収と労働時間

少し耳が痛くなる話になりましたが、実際のところフリーランスの労働時間や年収はどのようになっているのでしょうか。実際にフリーランスとして生活は成り立つのでしょうか。こちらでは、フリーランスの年収と労働時間の解説をしていきます。こちらも「ランサーズ」の発表を元に解説します。
 

フリーランスの年収


 
「会社員の方が収入は安定しているよ」と思っていた方、実はそうではないということがこのグラフから分かるでしょう。雇用しかされていない人をノンフリーランスとしていますが、他のフリーランスの収入と大差はありません(パートやアルバイトの非契約社員も入っている事もありますが)。
 
実際に、年収ごとの割合を見ても全くと言っていいほど変わりはありません。年収400万円以上の比較的に高水準とされる年収は色付けしましたが、こちらに関しても大きな違いはありません。
 

フリーランスの労働時間


 
年収に関しては、雇用されているサラリーマンと大差がないことがおわかりいただけたでしょう。フリーランスと会社員で特に大きく違う部分は、労働時間です。上のグラフは「1週間でフリーランスにかけた時間」です。
 
隙間ワーカーは、他に雇用時の労働時間があるので、一概には言えませんが、ほとんどのフリーランサーがあまり働いていないということが見て取れます。労働基準法では、1週間に40時間働くことが基準で、それ以上は残業となります。
 
月の平均残業時間が40時間以上とも言われている現在の労働環境であっても、残業はおろか、基準の時間すら働いていないフリーランサーが多い(グラフでは40時間以上を色付けしています)のです。もしかしたら他に宣伝や収支の計算をしている時間があるかもしれませんが、「働いている」という感覚は少ないことが言えます。
 

フリーランスのメリット

それでは、これらの内容を踏まえてフリーランスのメリットとデメリットをお伝えします。まずは、3つの大きなメリットを解説します。
 

時間・場所・仕事内容の自由

上記のように、フリーランスは労働時間・仕事場所・仕事内容をある程度自分で選択出来ます。決まった出勤時間も無ければ、毎朝満員電に乗り込むこともありません。気が乗らない仕事はそもそも受けなければ良いのです。
 
とはいえ、生活を安定させるためにある程度パターンを作る必要があるでしょう。そこを考え実践していくことからフリーランスの仕事と言えるでしょう。
 

年収の大幅アップ

会社員時代は、1つの案件に関し様々な人が関わってきます。しかし、フリーランスは基本的にそれらを1人で行います。結果として報酬は一人占め出来るのです。会社員時代は、結果を残した人、怠けた人がいれば、評価に繋がり多少の給料の増減には繋がるでしょうが、基本的に平均値が保たれます。
 
フリーランスは、やった分だけ返ってくる事が顕著に現れます。その結果、雑務や事務などの仕事も増えますが、それを加味しても返ってくる金額は大きいと言えるでしょう。
 

自身のスキルアップ

会社員時代は、仕事がうまく行かなくても上司に怒られはしますが、クビを切られることはそう滅多にないでしょう。しかし、フリーランスは仕事が獲得できず、完成できなければ、そのまま報酬に繋がり、生活もかかっています。
 
「どうすれば上手くいくのか?」「どうすればもっと効率的な仕事を出来るか?」ということを自然に考えるでしょう。結果的にその自問自答が自身のスキルアップに繋がり、幅広い視点で物事を見ることが出来るでしょう。
 

フリーランスのデメリット

もちろん、フリーランスにはデメリットも有ります。しかし、このデメリットを乗り越えることで、フリーランスという働き方に幅が出てきて、より自由へと近づきます。
 

仕事が不安定になってしまう

やはり、フリーランスの大きな懸念点は、仕事の不安定さです。各企業はすでにビジネスモデルが出来上がっており、クライアントの獲得方法から、お金の出入り、お金が会社にいくら残るという流れが一通りできています。
 
フリーランスになりたての頃は、まず、その流れを作ることに四苦八苦してしまうでしょう。会社員は、風邪を引いて寝込んでも、ある程度の給料は保障されますが、フリーランスはそうはいきません。
 
まずは、フリーランスでの仕事量・収入の波が少なくなるように水準を保たせることが最初の関門と言えます。
 

やることが格段と増える

フリーランスは、「好きなことが出来る」というイメージがありますが、そのようなことはなく、やらなくてはいけないことも出てきます。自分の希望ばかりを求めていると、なかなか仕事が見つからず、生活に響きます。
 
また、フリーランスは会社に雇用されていませんので、税金の申告や収支の計算、給与計算などの事務作業。また、チラシ作成、買い出しなどの雑務もこなさなくてはなりません。やりたくなければ誰かを雇うことも可能ですが、もちろん費用がかかります。
 
フリーランスは単に好きなこと、得意なことだけやっていればいいということは幻想で、想像以上のやることがあるということを頭のどこかに置いておきましょう。
 

自分に甘えてしまう

口うるさい上司や、決まった出勤時間が無くなることで、自分に甘くなってしまう人がいます。結果的に仕事に響き、収入がジリ貧になってしまいます。会社員時代は、個人のやる気の違いもあってでしょうが、少なからず「上司や周囲の評価があるから動いていた」という部分はあるでしょう。
 
フリーランスは、自分を律することが少なからず必要となってきます。その方法は人それぞれでしょう。スケジュール帳をびっしり埋めると動き出せる人から、一定の成果を出せば自分にご褒美を与えモチベーションを上げる人、仕事に専念できる環境を作る人。自分が動き出せる環境を考えて作っていく必要があります。
 

会社員からフリーランスになるための手順

それでは、こちらでは実際に会社員からフリーランスを考えている方へ、参考程度ですが、手順をご説明します。
 

まずは副業から挑戦

現在会社員で、フリーランスを考えておられる方は、まず副業から挑戦してみてください。会社によっては「副業禁止」となっているところもありますが、正直なところ、労働基準法では働いている時間以外の従業員の動向を制限することは出来ません。
 
フリーランスになると言うことは、いずれ会社を辞めると言うことです。前向きに「スキルアップのために独立したい」と伝えれば、それに理解を示してくれる人は少なからず66いるはずです。
 
副業の内容は、あくまで参考ですが、なるべくは在宅で出来るものを、1日数時間程度コツコツやっていく方法が良いでしょう。特にやることが分からなかったり、初期費用が掛かるような店舗型のビジネスなどは、まずはフリーランスで関わる内容をブログで書いてみることをオススします。
 
理由としては、簡単にできることと、知識のアウトプットになること、同じ分野に興味がある人や情報が集められること、即金性はないものの広告を貼り付ければアフィリエイト収入を得ることも出来ます。「こんな情報誰でも知っているよ」と、自分で思っていた内容も実は、周りの人が知りたがっていた事もあります。
 

フリーランスになる目安

それでは、実際に会社員からフリーランスになる目安はどれくらいでしょうか。基準は大きく分けて技術・知識面と金銭面に別れます。
 

副業での安定

これは、かなり慎重に慎重を重ねた意見ですが、今やっている副業をそのままフリーランスで続けようと考えておられる方は、会社員での給料を追い抜いた月が数ヶ月間続く、もしくは、空いた時間だけでは対応できない案件が向こうからやってきたような場合、フリーランスを考えて良いでしょう。
 
「会社員を辞めれば単純に作業時間が倍になり収入も上がる」と考えておられる方も多いでしょうが、実際のところ、単に作業時間を増やせば収入が上がるというような事もフリーランスでは言い切れません。
 

貯蓄の目安

一方、会社員時代は本格的にフリーランスでの活動出来ないという方も多いでしょう。その場合、貯蓄を目安にフリーランスを目指して下さい。こちらも慎重に慎重を重ねますが、2年間全く収入が無くても生活が送れる貯金があると問題無いでしょう。
 
更に初期費用がかかる場合もそちらも、可能な限り借入ではなく、貯金から切り崩したほうが良いでしょう。理由としては、生活が貧困してくると、余裕がなくなり、やりたくない仕事や、呼びたくないお客さんの対応もし始めます。ひたすら働くことが解決方法だと思ってしまうのです。
 
結果的に、フリーランスの魅力である時間と仕事の自由が無くなり、「むしろ会社員時代が良かった。」という事態に陥ってしまいます。
 
あくまで参考ですが、会社員からフリーランスを目指している方は、見切り発進ではなく、会社員時代にしっかり土台を作り、安定してきたところでフリーランスになることをオススメします。
 

まとめ

いかがでしょうか。フリーランスと言う働き方は、今後も増えていくでしょう。フリーランスは会社員時代では出来ないやりがいと自由があります。長い目で長期的に着々と準備をしていきましょう。

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